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いまどき新鮮野菜収穫体験

こんにちはFukuです。

2/19(土)『お気軽♪グリーン・ツーリズムin下新城 いまどき新鮮野菜収穫体験』を田園風景が広がる秋田市下新城で農家の三浦さんの協力の下寒じめほうれん草の収穫と袋詰め体験が開催されました。

寒じめってなんだろう??と思われた方いらっしゃるかと思います。

寒じめとは、主に東北地方等寒い地域で、ほうれん草や小松菜等の冬野菜に利用され、気候と野菜の性質を利用した栽培方法です。
ビニールハウス等で野菜が十分に育ったところでビニールを解放し、意図的に寒気にさらすことで、ほうれん草等の冬越しする野菜は、自ら生育を遅らせたり停止したり、凍りつくのを防ぐために細胞中の水分量を低下させるといった自己防衛機能を働かせます。すなわち、土の温度が下がれば自動的に水も栄養分も吸い上げなくなり、葉の水分量も減ります。細胞中の水分量が減ることで糖やビタミン、ミネラルなどの栄養分が濃縮され、甘くて美味しい栄養価の高い野菜になるわけです。
秋田の風土と野菜の性質を活かした知恵を働かせた素晴らしい栽培方法の一つですね。

posted by Fuku : 2011/3/18 午後 03:56

農家さんと参加者の自己紹介後、早速ほうれん草の収穫開始。
ほうれん草の収穫ってとても気を遣い繊細な作業で非常に難しいですよ!
少しでも力を加えると茎が直ぐポキポキ折れてしまい商品として出荷できません。
お手伝いしてくれた子ども達も目と目がくっついてしまうんじゃないか!と思うぐらい一生懸命収穫してくれました。

posted by Fuku : 2011/3/18 午後 04:13

収穫後、ほうれん草を一つ一つ拭き土を落とし、根と根を同じ高さにし、重さを測り袋に入れました。なんて手間のかかる作業なんだろう!?と思ってしまいました。
農家の三浦さんから、ほうれん草を袋に入れる際のポイントを教えてもらいましたね。参加者の皆さんは、覚えていますか?
農家で収入を得るのは、非常に困難と伺ったことがあります。そのため、僅かな人員で営む農家は、数多く存在しています。今まで何度か当社は、農家さんの協力を得て収穫体験や栽培体験をしてまいりましたが、それぞれの農家さん独自の作業効率を図るための工夫と知恵が垣間見れました。その光景見て何か考えされられるものがありました。

今回ご参加くださった皆様、ご協力いただいた農家の三浦さん誠にありがとうございました。



posted by Fuku : 2011/3/18 午後 05:11
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