2011/11/5 土 | フォトアルバム
クズのツルでリースとカゴ作り体験
こんにちはFukuです。
10/24(月)お気軽地域ツーリズムIn仁別 「はじめてみよう!クズのツルでリースとカゴ作り体験」を太平山リゾート公園 スキー場 オーパスにて、当社の地元である、仁別町内有志の方々と一緒に取り組み開催に至りました。リースとカゴ作りの講師は、大島 玲子さんでした。
参加者の中には、湯沢市在住の方もおり、総勢20名の方にご参加いただきました。
イベント実施前後の天気は、雨と予想されていましたが、この日は、待望の晴天に恵まれました。
10/22秋田魁新報にも紹介されていた、旭川ダム公園の紅葉見学をしました。
太陽の光、空の青、メタセコイアの緑、そして山もみじの紅葉が織り成す色彩は、見事でした。
山もみじの紅葉見学後、スキー場オーパス付近の道端で、リースとカゴ作りの主材料となるクズのツルを採取。どの植物がクズなのか?ということと、野山に触れていただきたい、と思い体験として組み込みました。
クズは、マメ科の植物になります。根は、漢方薬やくず粉などに利用されていますが、繁殖力が驚異的なため、雑草という観点からみると、これほどやっかいなものはないそうです。
クズという植物を見分けることができるようになると、「うわぁ〜ままぁでクズだねぇ!!(ほとんどがクズの植物)」と驚くはずです。
当日の昼食になります。
左上から時計回りで、食事内容を紹介します。
・紫色の菊 もったいないとわらびのおひたし
・アケビの皮と鶏肉の味噌炒め
・サワモダシのきのこ汁
・なめこの南蛮じょがら(南蛮しおから)
・自然薯のとろろご飯
以上仁別周辺の山の恵み5品、名付けて『仁別風自然薯のとろろご飯とキノコ汁セット』になります。
なかでも、私が感動した一品は、アケビの皮と鶏肉の味噌炒めです。アケビの皮は、非常に苦く、食べられるものではないと認識していました。メニューの一品だと伺った時驚きましたが、苦さは、ほとんど無く多少のほろ苦さがあとをひきます。
わらび、アケビの皮、サワモダシ、なめこ、自然薯は、有志の皆さんが、自ら山に行き採取くださった食材でした。
自作した、カゴやリースを手にし記念撮影。
仁別町内有志の皆さんは、日ごろから山の麓で生活しているので、そこに自生する資源を有効に活用し、豊かに生活を楽しむ術を十分に知っておられます。ご参加くださった参加者にとっては、今回仁別町内有志の方々と交流したことで、新たな発見や気づきが、良い刺激となったことと思います。取得した経験を、少しでも日ごろの生活の中に組み込んでいただけますと、とてもうれしく思います。
ご参加くださった皆さん、仁別町内会有志の皆さん、誠にありがとうございました。